「0120-545-808」という見慣れない番号から電話があり、調べてみると「ニッテレ債権回収」と出てきたので、何の会社なのかと不安になった方もいるのではないでしょうか。
聞き慣れない社名で、もしかしたら日本テレビ系列の会社かと誤解してしまう可能性もあります。
ニッテレ債権回収は、法務大臣の許可を受けた正規のサービサー(債権回収会社)であり、何らかの未払いがある場合に連絡が来る仕組みになっています。
本記事では、ニッテレ債権回収からかかってきた督促電話を放置するとどうなるか解説します。
まずは、0120-545-808がどのような番号なのか、ニッテレ債権回収がどのような会社なのかを確認していきましょう。
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0120-545-808はニッテレ債権回収株式会社の電話番号

0120-545-808から電話があり、何の電話か調べたところ「ニッテレ債権回収」と出てきて驚いた方もいるかもしれません。
まずはニッテレ債権回収がどのような会社なのか、なぜ自分に連絡が来ているのかを順番に確認していきましょう。
NTSホールディングス系の正規サービサー(日本テレビとは無関係)
ニッテレ債権回収株式会社は、債権管理回収業に関する特別措置法(いわゆるサービサー法)に基づき、法務大臣の許可を受けている債権回収会社です。
未払いとなっている債権について、金融機関やクレジットカード会社などから委託を受けたり、債権を譲り受けたりして管理・回収業務を行っています。
参考:法務省「債権管理回収業の営業を許可した株式会社一覧」
参考:ニッテレ債権回収株式会社「会社概要」
「ニッテレ」という社名から、日本テレビ系列の会社ではないかと誤解する方もいるかもしれませんが、日本テレビ放送網株式会社とは関係のない会社です。
クレジットカード・公共料金・通信販売などの未払いで連絡が来ることがある
ニッテレ債権回収から連絡が来る理由としては、クレジットカード債権や各種ローン、リース債権、公共料金、通信販売などの支払いが関係している場合があります。
また、集金代行業務として、電気料金・ガス料金・水道料金などの公共料金債権、インターネット・CATVなどの情報料債権、通信販売債権なども取り扱っています。
参考:ニッテレ債権回収株式会社「サービス一覧」
0120-545-808からの電話を放置するリスク

身に覚えのある滞納であっても、「忙しいから」「怖いから」と連絡を放置してしまう方も少なくありません。
しかし、ニッテレ債権回収からの督促を無視し続けると、電話や書面による請求だけでなく法的手続きに進む可能性もあります。
ここでは、0120-545-808からの電話を放置した場合に、どのような流れで状況が悪化してしまうのかを確認していきましょう。
電話や書面による督促が続く
対応しないままでいると、電話だけでなくハガキや封書などの書面による督促が続きます。
連絡が取れない状態が続くと、登録されている連絡先や書面での通知など、別の方法で連絡が試みられることもあります。
訴訟や支払督促を申し立てられる場合がある
電話や書面による督促を無視し続けると、ニッテレ債権回収が裁判所に対して訴訟や支払督促を申し立てる場合があります。
支払督促は、簡易裁判所を通じて行われる手続きです。
申立てが行われると、裁判所から特別送達という郵便で支払督促の書類が届きます。
訴訟や支払督促の段階まで進むと、対応できる期間が限られてきます。電話や書面の督促が届いている時点で、請求内容や現在の状況を確認しておきましょう。
判決や支払督促が確定すると給与・預金を差し押さえられる可能性がある
判決や支払督促が確定すると、ニッテレ債権回収は強制執行を申し立てられる状態になります。
強制執行の申立てが認められ裁判所から差押命令が出されると、給与や預金などの財産が差し押さえられます。
給与や預金が差し押さえられると、毎月の生活費や家賃、クレジットカードの支払いに影響が出る場合があります。
勤務先に通知が届いたり口座から自由にお金を引き出せなくなったりする前に、判決や支払督促が確定する前の段階で対応しましょう。
ニッテレ債権回収から電話が来たときにまず確認すべきこと

放置するリスクがあると分かっても、すぐに電話をかけ直したり言われるまま支払ったりしてよいのか迷う方もいるでしょう。
ニッテレ債権回収から連絡が来たときは、慌てて対応するのではなく、まず請求内容を正確に確認することから始めます。
ここでは、電話や書面を受け取ったときに確認すべきポイントを整理します。
請求元・債権者名・金額を確認する
ニッテレ債権回収から連絡を受けたら、以下の内容を確認しましょう。
- 元の債権者名
- 契約内容
- 商品名
- 利用時期
- 請求金額
身に覚えがない場合はすぐに支払わない
ニッテレ債権回収からの請求に身に覚えがない場合は、その場ですぐに支払わないようにしましょう。
古い債務の場合、本人が忘れているだけというケースもあります。
ニッテレ債権回収の公式サイトでは、同社名や類似した名称をかたる架空請求詐欺への注意喚起もされています。
参考:ニッテレ債権回収株式会社「架空請求詐欺について」
身に覚えがない請求に対して、その場で支払いに応じるのは危険です。
まずは通知書の内容や連絡先、元の債権者名を確認し、正規の請求かどうかを見極めてください。
時効の可能性がある借金は安易に返済や分割払いの約束をしない
最終返済日や支払期限から長期間が経過している借金は、消滅時効が成立している可能性があります。
金融機関やクレジットカード会社からの借金では、最終返済日や支払期限などの起算点から5年程度が経過していると、時効の対象になり得ます。
ただし、過去に判決や支払督促が確定していたり一部返済や分割払いの約束をしていたりすると、時効期間や時効援用の可否が変わることがあるため注意が必要です。
時効の可能性がある借金について、電話口で「払います」「少しずつなら払えます」と答えてしまうのは危険です。
最終返済日や支払期限がはっきりしない場合はその場で返済や分割払いの約束をせず、まずは請求内容を確認しましょう。
弁護士に相談するとできること

ニッテレ債権回収からの請求に対して、時効の判断や返済方法の検討を自分だけで進めるのは難しい場合があります。
その点弁護士に相談すれば、自分だけで進めるのが難しいことでもサポートしてもらえます。
ここでは、弁護士に相談することで具体的にできる対応を見ていきましょう。
受任通知によりニッテレ債権回収の連絡を止められる
弁護士に依頼すると、弁護士からニッテレ債権回収へ受任通知を送付します。
受任通知とは、弁護士が依頼者の代理人として対応することを債権者へ知らせる通知です。
ニッテレ債権回収に受任通知が届くと、正当な理由がない限り本人への直接の督促は制限されます。
その後の連絡や交渉は、基本的に弁護士を窓口として進めることになります。
督促の電話が続いていると、落ち着いて状況を整理することも難しくなります。
弁護士に依頼して連絡窓口を一本化できれば、請求内容や返済方法、時効の可能性などを冷静に確認しやすくなるでしょう。
請求内容や時効の可能性を確認できる
弁護士に依頼すると、ニッテレ債権回収に対して、取引履歴や請求内容などの資料開示を求めることが可能です。
開示された資料をもとに、元の債権者や請求金額、最終返済日、過去の裁判手続きの有無などを確認します。
また、長期間返済していない借金は、消滅時効が成立している可能性もあります。
請求内容や時効の可能性を確認できれば、その後の対応方針を決めやすくなります。
任意整理・個人再生・自己破産で返済を整理できる
時効が成立していない場合でも、債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で返済の負担を軽くできる可能性があります。

自分に合った方法を選ぶためにも、早い段階で弁護士に相談し、借金全体の状況を確認しておいてください。
古い借金を時効援用で解決できる可能性がある
最終返済日や支払期限などから長期間が経過している借金については、時効の援用によって支払いを拒める可能性があります。
時効の援用とは、時効が成立していることを債権者に対して主張する手続きです。
実務上は、後から「言った・言わない」のトラブルになることを避けるため、内容証明郵便などの書面で通知するのが一般的です。
時効の援用については、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】時効の援用とは?失敗例・デメリットと債務整理との違いを解説
ニッテレ債権回収からの連絡についてよくある質問

ニッテレ債権回収からの連絡についてよくある質問と、その回答をまとめました。
Q1. 0120-545-808は詐欺や架空請求ですか?
0120-545-808は、詐欺や架空請求の番号ではなく、ニッテレ債権回収株式会社の福岡コールセンターで使用されている正規の電話番号です。
ただし、ニッテレ債権回収の社名や類似した名称をかたる架空請求詐欺も確認されています。
0120-545-808からの電話であっても、身に覚えがない場合や請求内容があいまいな場合は、その場ですぐに支払わないようにしてください。
Q2. 職場に電話されることはありますか?
職場に電話される可能性はありますが、通常は本人の携帯電話や自宅への連絡が中心です。
ただし、契約時に勤務先を連絡先として登録していた場合や、本人と長期間連絡が取れない場合には、勤務先へ連絡が入ることも考えられます。
もっとも、債権回収会社には、人を威迫したり、私生活や業務の平穏を害するような言動で困惑させたりする行為が禁止されています。
Q3. 訴訟等申立予告通知書が届いても間に合いますか?
訴訟等申立予告通知書が届いた段階でも、対応できる余地はあります。
訴訟等申立予告通知書は「支払いがない場合、訴訟や支払督促などの法的手続きに進む可能性がある」という段階で届くものです。
裁判所から訴状や支払督促が届いている状態とは異なり、まだ裁判所での手続きが始まっていない場合もあります。
訴訟等申立予告通知書が届いたからといって、慌ててその場で返済や分割払いの約束をする必要はありません。
時効の可能性がある借金では、不用意な返答によって時効の主張が難しくなるおそれもあるため、まずは通知書の内容を確認して対応方針を整理しましょう。
Q4. ニッテレ債権回収に電話をかけ直しても大丈夫ですか?
身に覚えのある請求で時効の心配もない場合は、ニッテレ債権回収に電話をかけ直すこと自体に問題はありません。
ただし、請求内容や最終返済日がはっきりしない場合は、電話口で支払いや分割払いの約束をしないよう注意しましょう。
電話が続いて不安な方は大地総合法律事務所にご相談ください

0120-545-808からの連絡が続いていると、「このまま放置して大丈夫なのか」「いきなり差し押さえられるのではないか」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、請求内容を確認しないまま支払ったり、反対に怖くて放置し続けたりすると、状況が悪化するおそれがあります。
ニッテレ債権回収から連絡が来たときは、請求元や金額、時効の可能性などを整理したうえで対応するようにしましょう。
大地総合法律事務所では、借金問題や債務整理に関するご相談を受け付けています。
「債権回収の電話を無視してしまっている」
「通知書が届いたが、何の請求か分からない」
「一括では支払えず、今後どうすればよいか不安」
「裁判や差し押さえに進む前に対応したい」
このような状況でお悩みの方は、1人で判断せず、まずは現在の請求内容の整理から始めることが必要です。
電話や書面による督促が続いて不安な方は、早めにご相談ください。
オンラインでも対応可能なので、遠方にお住まいの方でもご相談可能です。
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