「マッチングアプリで仲良くなった人からお金や個人情報を求められた…」
「せっかく仲良くなれたのに拒否して嫌われるのが怖い…」
マッチングアプリは自分と話が合う人と出会える便利なアプリですが、恋愛・投資・副業など詐欺目的で近づいてくる人がいる点に注意が必要です。
詐欺師の巧妙な手口を知らないと、誰でも巻き込まれる可能性があるので警戒しておきましょう。
本記事では、マッチングアプリ詐欺の代表的な手口や対処法を解説します。
弁護士などの相談先も紹介しているのでご覧ください。
\もしかしたら詐欺に遭ったかもしれない.../
マッチングアプリ詐欺とは

マッチングアプリ詐欺とは、恋愛や友人関係を装って相手に近づき、金銭をだまし取る詐欺行為のことを指します。
主にマッチングアプリなどインターネット上で利用できる匿名サイト・アプリを経由して声がかかるため、一般的に「マッチングアプリ詐欺」と呼ばれるようになりました。

マッチングアプリ詐欺の主な手口5選


ここでは、マッチングアプリ詐欺の主な手口を解説します。
恋愛詐欺・結婚詐欺
恋愛感情や将来の結婚をちらつかせながら金銭をだまし取る詐欺で、まずは「あなたに本気で惹かれている」「将来一緒に暮らしたい」などと甘い言葉をかけて関係を深めます。
信頼を築いた後に、「急なトラブルでお金が必要になった」「病気の治療費を貸してほしい」という理由でお金を要求することが一般的です。

投資詐欺
はじめに恋愛関係を装う点では「恋愛詐欺」と似ていますが、目的は「投資名目での金銭詐取」にある点に注意しましょう。
「自分は仮想通貨やFXで利益を出している」と投資の成功話を持ちかけ、「一緒にやろう」と誘導するケースが多く見られます。
最終的に「追加入金しないと出金できない」「口座が凍結された」などと理由をつけて更なる入金を要求し、被害者が気づいた頃には連絡が途絶えます。

副業詐欺
副業詐欺とは、「誰でも簡単に稼げる」「スマホ1台で月◯万円」などの甘い言葉で勧誘し、実際には高額な初期費用やサポート料をだまし取る詐欺のことです。
副業を始めたい人が増えたことを背景に、SNSやマッチングアプリを通じて被害が急増しています。
マルチ商法
マルチ商法(連鎖販売取引)とは、「商品を販売しながら新たな販売員を勧誘し、その人たちの売上から報酬を得る」という仕組みのビジネスモデルです。
恋愛目的の出会いを装いながら、実際にはビジネスや副業への勧誘を目的としている悪質なケースも頻発しているので警戒しましょう。

ぼったくり商法
ぼったくり商法とは、商品やサービスの実際の価値に見合わない高額な料金を請求する悪質な販売手法のことです。
マッチングアプリで出会った相手に「友達がやっているお店だから」「落ち着いた場所を知ってる」などと話し、指定の店舗に案内してぼったくり請求をするケースが出ています。
また、近年では飲食店やバーなどの店舗型だけでなく、副業・投資・オンライン講座などでも「ぼったくり的な請求」が増えているので警戒しましょう。

マッチングアプリで警戒すべきユーザー


ここでは、マッチングアプリで警戒すべきユーザーを解説します。
登録直後に「LINEに移行しよう」と別媒体に誘ってくる
マッチングしてすぐに「アプリだと使いづらいからLINEで話そう」「こっちの方がやり取りしやすいよ」と言って外部の連絡手段へ誘導するユーザーには注意が必要です。
LINEやInstagramなどのSNSに移行するとアプリ運営側の監視が届かなくなり、詐欺・勧誘・ぼったくりへの誘導が行われやすくなります。
投資・副業・ビジネスの話を持ちかけてくる
マッチングアプリで知り合った相手が投資・副業・ビジネスの話を持ちかけてきたときも、警戒しましょう。
「将来のために一緒に資産を増やそう」「成功者のコミュニティに入っている」「この投資は絶対に損しない」などの言葉で誘い、最終的に高額な投資商品や副業スクールへの登録を勧めてくるケースが多く見られます。

翻訳調または不自然な日本語になっている
メッセージが翻訳されたような日本語になっていたり、文法が不自然になったりしている場合、海外の詐欺グループがアカウントを使っていることが疑われます。
やり取りを続けると、個人情報や金銭をだまし取られる恐れがあるので警戒しましょう。

プロフィールが完璧すぎる
マッチングアプリでプロフィールがあまりにも完璧すぎるユーザーは、理想的な異性を求める人をターゲットとした詐欺ユーザーかもしれません。
写真・自己紹介文・学歴・職業・趣味までが理想的に整っており、一見するとモデルや芸能人のように感じることも。
メッセージのやり取りも常に丁寧で褒め言葉が多く、初対面でも適度に親しく接してくることがあります。
実際には詐欺師が信頼感を演出するための手口であることが多く、被害者に安心感や親近感を抱かせようとしているだけのケースが大半です。

マッチングアプリ詐欺に遭ったときの対処法

ただし、実際に被害が出ている場合は専門家への相談をおすすめします。
ここでは、マッチングアプリ詐欺に遭ったときの対処法を解説します。
送金を止める
マッチングアプリで詐欺に遭った場合、最優先で行うべきは「送金を止めること」です。
相手から何度催促されても、毅然と送金しない態度を貫きましょう。
とはいえ相手がプロの詐欺師だった場合、言いくるめられて送金を続けてしまう場合もあります。
マッチングアプリ運営に通報する
詐欺に気づいたら、まずアプリ運営に通報してください。
運営に通報することで当該アカウントを利用停止にできる可能性が高くなり、連絡を絶ちやすくなります。
銀行やクレジットカード会社に連絡をする
銀行口座やクレジットカードの情報を伝えてしまっているのであれば、暗証番号の変更を進めましょう。
振込後でも、すぐに銀行に連絡すれば振込停止や返金手続きができるケースがあります。
証拠を揃えて弁護士に相談する
被害の回復や法的対応を進めるためには、弁護士への相談が最も効果的です。
弁護士に相談する際は、できるだけ多くの証拠を揃えて持参しましょう。
マッチングアプリ内のチャット、LINEやSNSでのメッセージ、メールのスクリーンショット、振込明細、クレジットカード利用明細などを保存しておくのがポイントです。
マッチングアプリ詐欺に関するよくある質問

マッチングアプリ詐欺についてよくある3つの質問に回答します。
Q:怪しい相手を通報・ブロックすることに意味はありますか?
A:通報やブロックには大きな意味があります。
怪しいと感じたら、遠慮なく通報・ブロックをして相手との連絡を絶ちましょう。
相手からの連絡を遮断できるため、追加の詐欺や勧誘を防げるのが利点です。
Q:マッチングアプリ詐欺を防ぐためのコツは?
A:相手のプロフィールやメッセージを注意深く確認すること、金銭・投資・副業の話題には慎重になることが詐欺予防のポイントです。
原則として、マッチングアプリで知り合った相手に個人情報や送金は絶対に渡さないことも徹底しましょう。
Q:安全なマッチングアプリを選ぶ方法はありますか?
アプリ選びの段階で信頼性を見極めたいときは、利用規約にある違法行為や詐欺行為に関する規定をチェックしましょう。
「詐欺被害」「勧誘」「ぼったくり」などの口コミが多い場合は避けたり、問題が発生した際に問い合わせ窓口や通報機能が充実しているアプリを選んだりするのもおすすめです。
とはいえ、長年運営されているアプリや大手企業が運営しているアプリでも、詐欺目的のユーザーがゼロとは限りません。
マッチングアプリの信頼性だけに任せず、自分なりの価値基準でユーザーを選ぶことも大切です。
マッチングアプリ詐欺の被害は弁護士にご相談ください
マッチングアプリでの詐欺被害は、金銭的損失だけでなく精神的なダメージも大きくなるのが特徴です。
「相談しづらい」「ダメージが大きくて相談している余裕がない」などのお困り事もあるかもしれませんが、そんなときこそ勇気を持って弁護士を頼りましょう。
被害金の返還請求や支払停止の交渉を代行できるため、自分で被害回復を図るより精神的な負担を軽減できます。
法的に正当な手段で被害回復を目指せるので、少しでも不安や疑問がある場合は早めに弁護士へご相談ください。